大塚製薬株式会社

医療関連事業
2013年7月10日

欧州における医薬品の臨床開発の拠点として
新会社「大塚ヨーロッパ D&C」を英国・ロンドンに設立

  • 世界の医薬品市場において、欧州市場の割合は約25%を占め、大塚製薬のグローバルな医薬品事業において、欧州での成長は重要
  • 大塚製薬の欧州における医薬品事業は、この5年間に2倍以上成長しており、更なる発展のために臨床開発の強化が必須
  • 大塚ヨーロッパD&C Ltd.は、大塚製薬グローバルの9番目の臨床研究部門となる(図)

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩本太郎、以下「大塚製薬」)は、欧州の臨床開発拠点となる新会社『大塚ヨーロッパD&C Ltd.(Otsuka Europe Development & Commercialisation Ltd. 以下「OEDC」)』を英国・ロンドンに2013年7月1日に設立しました。

OEDCの設立は、大塚製薬にとって、今後の欧州での医薬品ビジネスを見越した重要なマイルストーンとなります。OEDCは大塚製薬の欧州における臨床開発の本部となり、欧州の販売会社である大塚製薬ヨーロッパ(Otsuka Pharmaceutical Europe Ltd. 、以下「OPEL」)と大塚製薬が創製した医薬品の開発や商業化を確実にするために協働していきます。

OEDCのCEO兼社長であるディーン・ハウブリック氏は「私たちは英国に新しい会社を設立したことを大変嬉しく思っています。大塚製薬が欧州の人々の健康や幸福に大いに寄与することを確信しています。また、私たち大塚が欧州で望まれる価値ある会社になることを楽しみにしています。」と述べています。

OPELのCEO兼社長であるオーレ・ヴァールグレン氏は「OEDCの開設は、大塚製薬にとって欧州における大変重要なマイルストーンとなります。長期的な投資をすることは、欧州の患者さんに大塚の革新的な医薬品を届ける大塚ヨーロッパの継続的な努力を強化するものとなります。」と述べています。

欧州では、OPELと OEDCの2つの本部体制で事業を展開していきます。両社の最適な連携を可能にする立地としてロンドン郊外の同じ場所に拠点を置きます。このビジネス・モデルは、欧州における規制当局の環境変化に迅速に対応し、同じ目標を持つ臨床開発と営業活動チームが切磋琢磨して大塚製薬の欧州での医薬品事業の発展を目指します。

  • (C)2013 IMSHealth, IMS World Review 2013をもとに作成、無断転写禁止

会社概要

大塚ヨーロッパD&C Ltd.(Otsuka Europe Development & Commercialisation, Ltd.)