これまでの歩み
1964年、大塚製薬は大塚製薬工場の販売部門および海外部門が独立し、点滴注射液およびオロナミンCドリンクの販売を担う会社として誕生しました。独自の創薬力を持つ製薬メーカーを目指し、国内外で事業を拡大。常に「世界の人々の健康に貢献する」ことを使命に歩み続けてきた、大塚製薬の歴史をご紹介します。
- 企業コーポレート
- 医薬医療関連事業
- NCNC関連事業
「将来の大塚グループの長男として」「自主技術の開発を主軸として開発を進める」ことを使命に設立されました。創業当初は点滴注射液やオロナミンCドリンクを中心とした製品の販売を行う販売会社として事業を開始しました。
栄養ドリンクに「炭酸」を加えるという発想により、誰でもおいしく飲める新しい飲料として誕生。現在も「元気ハツラツ!」というキャッチコピーとともに、子どもから大人まで幅広い世代に「元気」を届け続けています。


メーカーとして自社医薬品を展開するため、徳島市に開設。現在は、医薬品製剤、診断薬製剤を生産しています。

高脂血症治療剤及び心身症(更年期障害、過敏性腸症候群)治療剤
「ものまねをせず、世界に通じるものを創る」という信念のもと、徳島工場内に自社初の治療薬の研究を行う第一研究室を開設。14人の研究者による創薬研究がスタートしました。

徳島創薬研究センターの記念樹の石碑に刻まれた当時の工場・研究部門の理念は、大塚グループの企業理念になりました。

オイルショックを機に、これまで長期にわたり大塚グループの製品を輸入販売していたタイへの進出を決意し、初の海外拠点として現地法人を設立。当時、西欧諸国から事業展開する製造業者が多い中、アジアから世界展開を始めました。
バランス栄養食の原点。濃厚流動食
徳島工場第一研究室の開設から9年後の1980年に、初の自社開発新薬となる、国産初のβブロッカー「ミケラン」と気管支拡張剤「メプチン」を発売しました。これらはいずれもカルボスチリル化合物を基盤として創出された新薬であり、以後、大塚製薬は同化合物を起点として数々の医薬品を開発・上市されていくことになります。


国内輸液事業分野においてリーディングカンパニーであった大塚グループの強みを活かし、“飲む点滴液”をヒントに、日常生活で発汗により失われる水分と電解質(イオン)を速やかに補給する「汗の飲料」をコンセプトに開発。科学的な根拠に基づき水分・電解質補給に関する情報提供を継続して行うことで、現在20以上の国と地域で展開するグローバルブランドに成長しました。


中国の改革解放後、初の参入
「病人の健康人への回復」
「健康人の健康の維持・増進」
当時社長であった大塚明彦は二大事業体制を宣言。現在は未充足の医療ニーズに新たな価値を提供する「医療関連事業」と、科学的根拠をもった独創的な製品やサービスにより日々の健康維持・増進をサポートする「ニュートラシューティカルズ関連事業*」として展開。
- *ニュートラシューティカルズ(Nutraceuticals): Nutrition(栄養)とPharmaceuticals(医薬品)から作られた言葉
医療で用いられる濃厚流動食を応用し、日常生活において5大栄養素をバランスよく摂れる栄養調整食品として缶(現在のリキッド)タイプを開発。一方ブロックタイプは「朝食を食べたくても食べれられなかった人のための朝食」をコンセプトに開発されました。現在はゼリータイプを加え、カラダに必要な5大栄養素をいつでもどこでも誰にでも手軽に摂れるバランス栄養食として、様々なシーンで提案を続けています。


緑内障・高眼圧症治療剤
ニュートラシューティカルズ関連事業の研究拠点
高脂血症治療剤
ポカリスエットの生産工場としてスタート。1990年には医薬品の原薬生産を開始
肝不全用経口栄養剤
抗血小板剤

食物センイは、1970年代から健康上での重要な機能性が注目されはじめ、今では“第6の栄養素”と言われるくらい大切なものです。しかし、生活習慣や食生活の変化により、食物繊維の摂取量は年々低下していました。こうした状況の中、ファイブミニは1988年に『美味しく手軽な食物繊維補給飲料』というコンセプトもとに、女性研究者3名の手によって開発されました。

カロリーメイトブロックの生産から始まり、現在では医薬品の生産も実施
ポカリスエット、アミノバリューなどを生産
女性の能力開発と登用を訴求するため開催
胃炎・胃潰瘍治療剤

レボカルニチン製剤
「肌の健康」を考える「健粧品(Cosmedics):cosmetics(化粧品)+medicine(医薬品)」を開発するための拠点

ニューキノロン系外用抗菌剤
サプリメント先進国である米国で1971年に誕生し、長く親しまれているネイチャーメイドを、日本では1993年に大塚製薬が導入し、販売を開始しました。
米国ファーマバイト社との共同開発により、高品質なラインアップを日本で展開しています。

大塚ベバレジの工場として設立し、後日大塚製薬に移管。ポカリスエットなどを中心に生産
以後各国にグループ会社を設立
医薬品工場としてスタートし、現在ではニュートラシューティカルズ関連事業製品も生産
米国をはじめ世界各国における抗精神病薬アリピプラゾールの共同開発・販売の契約を締結
ヘリコバクター・ピロリ感染診断用剤
アジア中近東地区の事業の加速を目的に発足
大塚グループ発祥の地である徳島の研究所で、長年にわたる研究開発を経て誕生。世界60カ国・地域で販売される大塚製薬を代表するグローバル製品へと成長しました。
2006年に日本でも発売。

大津スキンケア研究所は、「医薬品研究のノウハウを、毎日の健康に活かしたい」という想いのもと、体重の約16%を占める臓器である「皮膚」に着目。これまでにない独自のアプローチで、5年に及ぶ基礎研究の後、「健粧品(コスメディクス)」という新しい分野のスキンケア製品の開発に取り組み、インナーシグナルが誕生しました。

長寿国、日本。そして日本人の食に欠かせない大豆。その栄養をまるごと、美味しく、しかも新しいカタチで世界に広げたい。その想いのもと、小麦粉を使用せずまるごと大豆を粉にした生地にさまざまな素材を加えて焼き上げた大豆バー「SOYJOY」を開発しました。大豆(Soy)が様々な健康課題を解決(Solution)する「Soylution」という考えのもと、健康に貢献する提案を続けています。


欧州ミネラルウオーター大手と共同で事業を展開
「水だけを出す利尿薬が欲しい」という臨床医の一言から研究が始まり、世界初の経口選択的バソプレシンV2受容体拮抗剤「サムスカ」を創出。2010年に日本でも発売しました。

フランス栄養製品会社の大手
1つ目の事業所内保育所として徳島に開園
身体や精神に障がいを持った人々も健常者と分け隔てなくともに等しく生き、やりがいのある働く場を提供することを目的として設立
ドライアイ治療剤(ムチン産生促進剤)
抗精神病薬
2015年に「エビリファイ持続性水懸筋注用」が日本で発売
ドパミン作動性パーキンソン病治療剤
レストレスレッグス症候群治療剤
アステックス社では、がんや神経変性疾患を対象にした低分子化合物のフラグメント創薬を実施しており、特にがん領域において複数の製品を創出してきました。さらに、クライオ電子顕微鏡を用いたタンパク質立体構造解析に基づくドラッグデザインに加え、量子コンピューターを活用したターゲット解析やメカニズム解析により、革新的な医薬品の創出に取り組んでいます。



豪州における医薬品販売拠点
バソプレシンV2-受容体拮抗剤
多剤耐性肺結核治療薬

1996年から「女性の健康」をテーマに研究を重ね、大豆イソフラボンから腸内細菌によって作られる「エクオール」という成分の有用性に着目。長年の研究を経てエクオールを産生する乳酸菌「ラクトコッカス20-92」を発見し、「エクエル」が誕生しました。その後、エクエル ジュレ、トコエルをラインアップ。大塚製薬のエルシリーズとして、女性特有の健康課題に対する提案を続けています。



大塚製薬のエルシリーズ
新規抗精神病薬
2018年に日本でも発売

大塚グループは、UNGCの10の原則に賛同し、署名。
- ※グローバル・コンパクトとは、企業が社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み作りに参加する自発的な取り組み。
白血病治療薬
緑内障・高眼圧症治療点眼液
植物由来の「乳酸菌B240」は、大塚製薬の長年にわたる腸と乳酸菌に関する研究からその働きを確認した、カラダを守る乳酸菌。この「乳酸菌B240」と、体調管理をサポートする成分を組み合わせ、ボディメンテは誕生しました。“飲んでカラダをバリアする”という独創的な発想で、日々の体調管理の提案を継続しています。


プラントベース(植物由来)食品の研究開発、製造、販売
バソプレシンV2-受容体拮抗剤
抗体・バイオロジクスに強みを持つビステラ社は、免疫関連疾患や腎領域での研究開発に取り組んでいます。独自技術の計算化学を用いた抗体設計プラットフォームは、タンパク質と抗体の結合を計算・予測することにより、多くの生体物質に対する抗体医薬品の設計を可能にします。

アルコール依存症における飲酒量低減薬
「若者を応援するブランド」としてイメージ形成し、市場を拡大
片頭痛発作の発症を抑制するヒト化抗CGRPモノクローナル抗体製剤
女性の泌尿器系健康分野をサポート
アトピー性皮膚炎を効能効果とした国内初の外用PDE4阻害剤
トルバプタンのプロドラッグ注射剤
専門医監修のVR(仮想現実)トレーニングプログラム

大塚製薬のこれまでの創薬の歴史と文化を継承しつつ、新たなイノベーションを生み出すための研究施設です。世界最高水準のクライオ電子顕微鏡やオルガノイド自動培養装置など最先端の研究機器を備えており、国内外の研究機関・バイオテック企業とネットワークを築きながら、低分子化合物、バイオロジクスの創薬研究に取り組んでいます。



アリピプラゾール2ヵ月持続性注射剤
女性向け健康食品の研究開発、製造販売
世界初の大うつ病アプリ
ジュナナ社は、独自のRAPID(Reactive Affinity Probe Interaction Discovery)プラットフォームを活用して革新的な創薬研究を行うバイオテクノロジー企業です。この次世代ケモプロテオミクス技術と大塚製薬の各研究拠点との水平協業によるシナジーの創出により、自己免疫疾患や希少疾患など創薬が難しいと言われていた疾患へのアプローチを進めています。

ループス腎炎を対象に開発された新規の経口免疫抑制剤

米国発の栄養モニタリングサービス

神経心理検査用プログラム
造血器腫瘍遺伝子パネル検査
高コレステロール血症治療薬
IgA腎症治療薬
遺伝性血管性浮腫発作抑制薬
酸素を活かす植物由来成分「ケンフェロール」を含有。不足の栄養素や成分を補うという従来の視点とは異なり、もともと身体に備わっている力に働きかける"Active Inner Resource"というコンセプトのもとで誕生しました。酸素を活かすことで、健やかな毎日をサポートするセルフコンディショニングフードです。


認定・表彰
社員の健康

- 健康経営優良法人~ホワイト500~
- 経済産業省が設計する健康経営優良法人認定制度は、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などを顕彰表彰する制度で、2017年に開始されました。
当社は大規模法人~ホワイト500~として2017年以降10年連続で認定されています。

- スポーツエールカンパニー
- スポーツ庁では、従業員の健康増進のためにスポーツ活動の支援や促進に向けた積極的な取り組みを実施している企業を「スポーツエールカンパニー」として認定しています。当社は2017年の当制度創設以来9年連続で認定されており、「シルバー認定」となりました。

- 東京都スポーツ推進企業
- 東京都では、社員のスポーツ活動の促進に向けて優れた取り組みやスポーツ分野における支援を実施している企業等を「東京都スポーツ推進企業」として認定しており、当社は2015年から11年連続で認定されています。

- 食育実践優良法人
- 農林水産省は、従業員に対して食生活の改善に資する取り組みを実施している法人を「食育実践優良法人」として認定しています。当社は「食を通じた健康づくり」に関する取り組みが評価され、「食育実践優良法人2026」に認定されました。
ダイバーシティ

- 令和4年度「なでしこ銘柄」に選定
- 大塚ホールディングスは、「なでしこ銘柄(女性活躍推進に優れた上場企業)」(経済産業省)に選定。
調査回答範囲:大塚ホールディングス、大塚製薬
(2020年に続き2度目の選定)

- 「えるぼし認定」取得
- 女性活躍推進法に基づく優良企業として「えるぼし認定」(厚生労働省)において、3つ星を取得。

- 「くるみん」取得
- 「次世代育成支援対策推進法」に基づき、仕事と子育ての両立を図るために必要な雇用環境が整備されていると認められ、2008年次世代認定マーク(愛称「くるみん」)取得。

- 「ダイバーシティ経営企業100選」受賞
- 女性も働きやすい職場環境にするための先進的な取組みや成果が評価され、2014年に「ダイバーシティ経営企業100選」(経済産業大臣表彰)を受賞。
- 「東京都女性活躍推進大賞」受賞
- ダイバーシティ推進に継続的に取り組み、男女ともに働きやすい職場を実現していることが評価され、令和元年度「東京都女性活躍推進大賞」にて「大賞」を受賞。

- 「トモニンマーク」取得
- 仕事と介護を両立できる職場環境の整備促進に取り組んでいます。

- 「もにす認定」
- 身体だけでなく精神に障がいのある方の働く場を積極的に創出するため、2011年に設立した特例子会社「はーとふる川内」は、2020年には、障がい者雇用に関する優良な中小企業主に対する認定制度「もにす認定」の第1号事業主に認定。

- 「PRIDE指標2023」シルバー認定
- LGBTQ+の取り組みが評価され、「PRIDE指標2023」において「シルバー」に認定。