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大塚製薬株式会社

2009年11月20日

医療関連事業

新型インフルエンザウイルス検出用研究試薬
「Flu-Sw AH1pdm」11月27日 新発売

大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩本太郎)は、研究を目的とした新型インフルエンザウイルス(Pandemic (H1N1) 2009)検出用研究試薬「Flu-Sw AH1pdm」を11月27日に発売します。

「Flu-Sw AH1pdm」は、非対称RT-PCR法とラテラルフロー法を用いた検出用研究試薬で、増幅試薬とテストデバイスを用いてウイルスの検出を行います。試料より抽出されたウイルスRNAを非対称RT-PCR法により増幅し、増幅した遺伝子を測定試料として、テストデバイスに滴下することで、新型インフルエンザウイルス(Pandemic (H1N1) 2009)を特異的に検出することができます。

「Flu-Sw AH1pdm」の検出結果は、テストデバイス上のテストラインに出現するラインを目視で、簡便に判定することができます。また、遺伝子の増幅が可能な装置があれば、他の専用装置を必要とせず、ウイルスの検出が可能です。

大塚製薬は、早急な対策が必要とされている新型インフルエンザウイルスの調査・研究に本試薬が役立ち、研究のさらなる発展・促進に貢献できることを期待しています。

大塚製薬は‘Otsuka-people creating new products for better health worldwide’の企業理念のもと、世界の人々の健康に寄与してまいります。

新型インフルエンザウイルス検出用研究試薬「Flu-Sw AH1pdm」について

特徴

  1. 目視で判定ができる試薬です
  2. 最小検出感度は6×101 copies/testです
  3. Pandemic (H1N1) 2009に特異的なプローブを用いています
  4. 遺伝子の増幅が可能な装置があれば、他の検出用専用機器を必要とせず、ウイルスの検出が可能です
  5. 上記装置を保有する施設は直ちに実施可能です

測定の流れ

試料より抽出された新型インフルエンザウイルスのRNAを非対称RT-PCR法により増幅します。増幅された遺伝子を測定試料として、ラテラルフロー法を用いたテストデバイスに滴下することで、同ウイルスの検出をします。

テストデバイスには、試料の展開が正常に行われたことを判定するコントロールライン(C部)、RT-PCR増幅処理が正常に行われたことを判定するインターナルコントロールライン(I部)、そして新型インフルエンザウイルス判定用のテストライン(T部)の計3本のラインがあります。C部、I部、T部に赤色ラインが出現、またはC部、T部に赤色ラインが出現すれば陽性、C部とI部にのみ赤色ラインが出現すれば陰性になります。C部に赤色ラインが出現しない場合、またはC部のみに赤色ラインが出現した場合は再検査となります。

測定結果の判定表
C部:コントロールライン (+) (+) (+) (+) (-)
I部:インターナル
コントロールライン
(+) (+) (-) (-) (+)
T部:テストライン (+) (-) (+) (-) (+)or(-)
判定 陽性 陰性 陽性 再検査 再検査

製品概要

本試薬は研究用試薬であり、疾病の診断もしくはその補助の目的で使用することはできない。

製品名 Flu-Sw AH1pdm
測定原理 非対称RT-PCR法およびラテラルフロー法
使用目的 Pandemic (H1N1) 2009 の検出
包装単位 25テスト/箱
貯蔵方法 増幅試薬:-25℃~-15℃保存
テストデバイス・展開液:2℃~30℃
有効期間 製造日より6ヵ月間
希望納入価格(税別) 67,000円/箱 (25テスト)
製造販売元 大塚製薬株式会社

用語解説

  • PCR(Polymerase Chain Reaction):ポリメラーゼ連鎖反応。DNAを増幅する原理のこと、またはそれを用いた手法をさす
  • ラテラルフロー法:Lateral(並行、横からの)Flow(流れ)を意味する。免疫反応(抗原抗体反応)の場合はイムノクロマト法と呼ばれる
  • 非対称RT-PCR(Reverse Transcriptase-PCR):2種類のプライマーの量の比率を変えることによって,一本鎖の増幅産物が主な産物となるように工夫されたPCR法
  • プローブ:検出する遺伝子を特定するために用いられる核酸断片

本ニュースリリースの掲載情報は、発表当時のものです。