大塚製薬株式会社
診断事業部の新拠点「東京ラボラトリー」を開設
‐ 次世代医療機器の開発を推進 ‐
大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:井上眞、以下「大塚製薬」)は、本日、三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:植田俊、以下「三井不動産」)が運営する「三井リンクラボ新木場2」(東京都江東区)内に、診断事業部の新たな研究拠点「東京ラボラトリー」を開設しましたので、お知らせします。
診断事業を取り巻く環境は、AI技術やウェアラブルデバイスの進化、パンデミックによるセルフモニタリング・遠隔診断・在宅検査の需要増加など、大きな変化を遂げています。こうした変化に対応するため、当社の診断事業部では、すでに品川拠点にてデジタルバイオマーカーの研究開発を進めています。一方で、臨床現場におけるアンメットメディカルニーズに応えるには、従来のバイオマーカー研究も重要です。このたび、従来の徳島拠点における基礎研究から製品化のための設計開発に加えて、新規モダリティ開発を推進するため、新たに東京ラボラトリーを開設し、研究三拠点体制を構築しました。
大塚製薬は1976年に診断事業を開始して以来、体外診断用医薬品の研究開発に取り組んできました。今回新設された東京ラボラトリーは、これまで培ったバイオマーカーおよびデジタルバイオマーカー研究の強みに加え、機械・電気・ソフトウェア分野の高度な専門性を持つ人材の採用、ユーザーとの接点を強化します。さらに医療機器を中心とした新規モダリティ開発に必要なアカデミアやベンチャーなど外部パートナーとの連携を通じて、オープンイノベーションを推進する、世界の幅広い顧客ニーズに応える拠点としてスタートします。
このたびの診断事業における研究三拠点体制により、国内外の多様な医療ニーズに応える革新的な診断ソリューションの創出をさらに加速させ、トータルヘルスケアに貢献してまいります。
【概要】
名称 | 診断事業部・研究部・東京ラボラトリー |
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所在地 | 東京都江東区新木場1-17-8 三井リンクラボ新木場2 |
開設日 | 2025年9月1日 |
【三井リンクラボ新木場2】
【診断事業部・東京ラボラトリー内観】
大塚製薬について
大塚製薬は、一人ひとりの可能性に向き合うトータルヘルスケアカンパニーです。"Otsuka-people creating new products for better health worldwide"の企業理念のもと、未充足の医療ニーズに新たな価値を提供する医療関連事業と、科学的根拠をもった独創的な製品やサービスにより日々の健康維持・増進をサポートするニュートラシューティカルズ関連事業を通じて、人々のウェルビーイングの実現に向けて取り組んでいます。 詳細はコーポレートサイトwww.otsuka.co.jp をご覧ください。