D&I

ダイバーシティ&
インクルージョン

多様な社員の活躍が、イノベーションや
グローバル化をより進展させると考え、
積極的にダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を
推進しています。
大塚製薬の考えるD&Iは「一人一人の異なる強みを生かす」
ことであり、“経営戦略の一つ”です。
大塚グループのマテリアリティ(重要項目)と主に関連する
SDGs(持続可能な開発目標)においても、
ダイバーシティ推進を位置づけており、
常にイノベーションを追求する企業として、多様性に溢れた職場環境の整備に努めています。

トップメッセージ

大塚製薬は、真のトータルヘルスケアカンパニーとして、“世界中の人々の健康に貢献する、なくてはならない企業でありたい”と考えています。
企業の成長の原動力となる革新的な製品やサービスを生み出すためには、国籍、人種、年齢、性別、障がい、性的指向・性自認などの互いを尊重し合った人財の活躍が必要です。私たちは、 その概念が浸透していなかった1980年代から、ダイバーシティを持続的成長のために必要な経営戦略の一つと位置付け、推進してきました。
近年の社会環境の大きな変化により、世界中で人々の生き方や働き方も大きく変わり、それぞれが大切にする価値観も大きな影響を受けています。その中で多様な経験や背景を持つ仲間が世界中にいることは大塚製薬の大きな強みです。
1人1人の中に存在する多様な側面、すなわち多様性に敬意を払い、個々の能力を活かすことによって新たな価値を創造していく、そして企業競争力を向上させ継続的な発展を目指すことが大塚製薬のダイバーシティです。 同じ思考や、近い考えの者同士ばかりが集まっていては新しいものは生まれづらい。本当の意味でのダイバーシティとは、一人一人の異なる強みを認め合い、活かすことだと考えています。
刻々と変化し続けるヘルスケアの未来は、医療関連事業、ニュートラシューティカルズ関連事業の二つの事業モデルの枠組みの捉われない進化が求められる世界に違いありません。
日本では、医療関連事業、ニュートラシューティカルズ関連事業という従来からある社内の枠組みを超え、社会的視点から日々の健康サポートから診断、医療、予後までカバーできるトータルヘルスケアにどのように役に立てられるか考え、動き始めています。
グローバルでは、多くの会社は単一の事業を行っていますが、多様性の観点から、自分の仕事、会社の事業のカテゴリーを飛び出して、社外を含めた交流・協働が始まっています。
私たちは、自らの枠を超えてお互いを尊重し合う姿勢を持っていたいと考えており、そのために余白を残しておくことが必要です。このような個人の多様性と事業の多様性の両方が今後のヘルスケアにも必要であると考えています。
健康でありたいと願う未来を見据えて、挑戦を積み重ねてこれからのヘルスケアに貢献していきたいと思います。

代表取締役社長井上 眞

D&I推進のために

D&I推進のために

かねてより大塚製薬では、国籍、人種、年齢、性別、障がい、性的指向・性自認などに関わらず、互いを尊重し合った多様な人材の活躍が必要と考え、経営トップ自ら積極的に推進してきました。2007年には、「ダイバーシティ推進プロジェクト(現:ダイバーシティ&インクルージョン推進プロジェクト)」を設置。
また「大塚グループ・グローバル行動規準」において、ダイバーシティの推進を宣言しているほか、2017年には国連グローバル・コンパクト(UNGC)と国連女性機関(UN Women)※1が共同で作成した女性の活躍推進に自主的に取り組む企業の行動原則である「女性のエンパワーメント原則(WEPs)※2」に署名しています。

  1. ※1United Nations Entity for Gender Equality and the Empowerment of Women
  2. ※2Women's Empowerment Principles

ダイバーシティ&インクルージョン推進プロジェクト

現在では属性に関わらず、すべての社員が働きやすい環境を整えることを目的に活動しています。
“人材の多様性を尊重し個々の能力を生かすことによって、新たな価値を創造し企業競争力を向上させ継続的発展へと導くこと”を目標に社内の情報や経験の共有、社員のモチベーション維持・向上のための施策を積極的に実施するとともに、各種制度や活動を社員に浸透させるための活動を通して、働きがいにつながる環境づくりを行っています。

多様な価値観を尊重するとともに、社員一人ひとりがそれぞれの個性を発揮し、だれもが活躍できる場を目指しています。

多様な人材のキャリア継続のため、制度などの仕組みを充実させて
いるほか、モチベーションの維持・向上のための様々な施策や
環境整備を行っています。