大塚製薬株式会社

医療関連事業
2018年12月11日

米国で販売中の成人の急性片頭痛治療薬
「オンゼトラ・エクセル」のライセンス契約終了

大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:樋口達夫、以下「大塚製薬」)の米国子会社であるアバニア社(本社:米国カリフォルニア州)は、成人の急性片頭痛の治療薬として米国で販売している「オンゼトラ・エクセル(一般名:スマトリプタン)」の開発および販売権について、導入元のオプティノーズ社(本社:米国ペンシルベニア州)とのライセンス契約を終了することを決定しました。

「オンゼトラ・エクセル」は、片頭痛の標準治療薬の一つとして使用されているスマトリプタンを鼻の奥深くまで効率よく届けることができる新規の経鼻デリバリーシステムです。アバニア社が米国で承認を取得し、即効かつ優れた効果が期待できる製剤として2016年から販売してきました。

このたび、アバニア社は米国の片頭痛薬市場を総合的に再評価した結果、上記を決定しオプティノーズ社へ契約終了を通知いたしました。

アバニア社は、米国における情動調節障害治療薬「ニューデクスタ」の販売体制を強化するとともに、アルツハイマー型認知症に伴うアジテーション等の治療薬として臨床試験実施中の「AVP-786」の早期開発に注力してまいります。