大塚製薬株式会社

医療関連事業
2022年6月1日

アトピー性皮膚炎治療剤「モイゼルト®軟膏」の発売について

大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長 井上眞、以下「大塚製薬」)は、本日、「モイゼルト®軟膏0.3%および同軟膏1%(一般名:ジファミラスト)」について、アトピー性皮膚炎を効能・効果として、全国の医療機関向けに発売しました。

★Moizerto_集合写真 06 220119.jpg本剤は、大塚製薬が創出したホスホジエステラーゼ(以下「PDE4」)阻害剤です。アトピー性皮膚炎を効能効果とした国内初の外用PDE4阻害剤として承認されました。PDE4阻害剤は、炎症性サイトカインなどの化学伝達物質の産生を抑制し、抗炎症作用を発揮することでアトピー性皮膚炎の症状を改善すると考えられています。

本疾患は、寛解と再発を繰り返すため、安全性に優れ、使用上の制約が少なく、長期間使用が可能な抗炎症外用剤が望まれています。

大塚製薬は、既存薬とは異なる作用機序を持つ新たな治療選択肢として、本剤がアトピー性皮膚炎患者さんの治療の一助となることを期待しています。

<製品概要>

一般名 ジファミラスト
販売名 モイゼルト軟膏0.3% / モイゼルト軟膏1%
効能・効果 アトピー性皮膚炎
用法・用量

通常、成人には1%製剤を1日2回、適量を患部に塗布する。

通常、小児には0.3%製剤を1日2回、適量を患部に塗布する。症状に応じて、1%製剤を1日2回、適量を患部に塗布することができる。

薬価基準収載日 2022年5月25日
薬価 モイゼルト軟膏0.3% 142.00円/g / モイゼルト軟膏1% 152.10円/g
製造販売元 大塚製薬株式会社

<アトピー性皮膚炎について>

アトピー性皮膚炎は「増悪・寛解を繰り返す、掻痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因(家族歴・既往歴、IgE抗体を産生し易いなど)を持つ」と定義され、乳児期あるいは幼児期から発症し、小児期に寛解するか、その後も寛解・再発を繰り返して成人まで持続する慢性疾患です(日本皮膚科学会ガイドライン)。国内におけるアトピー性皮膚炎診断患者数は約434万人にも上り、その数は年々増加傾向にあります。(出典:Datamonitor Healthcare,Treatment: Atopic Dermatitis 2017| Informa