大塚製薬株式会社
日本災害医学会「災害時超急性期における必須医薬品リスト」に「レキサルティ」が掲載
大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:井上 眞、以下「大塚製薬」)は、一般社団法人日本災害医学会が策定する「災害時超急性期における必須医薬品リスト」に、抗精神病薬「レキサルティ(一般名:ブレクスピプラゾール)」が掲載されたことをお知らせします。
日本災害医学会は、災害医療の質向上を目的に医療救護所や避難所で発災直後から最長10日間程度に必要とされる医薬品を「災害時超急性期における必須医薬品リスト」として定めています。DMAT(Disaster Medical Assistance Team:災害派遣医療チーム)による救命救急医療用医薬品を除き、医療救護所や避難所になると想定される場所もしくは地域での備蓄、被災地外から被災直後に当該地域へ医薬品卸業者が供給、もしくはDMAT以外の医療チームが携行することを想定しています。
認知症の人は、避難生活において急変する生活環境への適応が難しく、見知らぬ人との共同生活によるストレスや、家族・支援者との連絡困難、食事や排泄環境の変化、服薬管理の不十分さなどが重なり、行動・心理症状(BPSD)の悪化を招く可能性があります1。今回、アルツハイマー型認知症に伴う焦燥感、易刺激性、興奮に起因する、過活動又は攻撃的言動に適応を持つ「レキサルティ」が本リストに含まれたことは、災害医療における課題解決に向けた新たな視点を示すものです。
日本災害医学会薬事委員会 委員長 渡邉暁洋先生は「災害時には、要配慮者である認知症を抱える人々への対応が不可欠です。今回のリスト改訂で、レキサルティが初めて掲載されたことは、災害医療の質を高め、支援者や介護者の負担軽減と患者自身の尊厳を保つことにもつながります」と述べています。
- 1BPSD (Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia):認知症の行動・心理症状
一般社団法人 日本災害医学会について
日本災害医学会は、災害時における医療体制の向上を目的に、医師・看護師・薬剤師など多職種が連携し、科学的研究と教育を推進する専門学会です。必須医薬品リストの策定や研修、学術集会を通じて災害医療の質を高める取り組みを行っています。詳細は公式サイトhttps://jadm.or.jp/をご覧ください。
大塚製薬について
大塚製薬は、一人ひとりの可能性に向き合うトータルヘルスケアカンパニーです。"Otsuka-people creating new products for better health worldwide"の企業理念のもと、未充足の医療ニーズに新たな価値を提供する医療関連事業と、科学的根拠をもった独創的な製品やサービスにより日々の健康維持・増進をサポートするニュートラシューティカルズ関連事業を通じて、人々のウェルビーイングの実現に向けて取り組んでいます。 詳細はコーポレートサイトwww.otsuka.co.jp をご覧ください。