大塚製薬株式会社
英国子会社アステックス社 乳がん治療薬プロジェクトについて
ジェネンテック社との独占的研究提携およびライセンス契約を発表
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本提携では、アステックス社が有する業界をリードするフラグメントベース創薬技術を活用し、乳がんにおける重要な細胞周期制御因子を標的とした創薬研究を進める
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アステックス社はジェネンテック社から、契約一時金および開発進捗および売上に応じたマイルストーンとして最大約490百万米ドルを受領する可能性があるほか、全世界における年間売上高に応じた段階的ロイヤルティを受け取る権利を有する
大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:井上眞、以下「大塚製薬」)は、がんおよび精神・神経疾患を対象とした革新的な低分子治療薬の創製・開発に注力する大塚製薬の子会社Astex Pharmaceuticals(英国ケンブリッジ、以下「アステックス社」)が、ロシュグループの一員であるGenentech, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Ashley Magargee、以下「ジェネンテック社」)と、乳がん治療薬候補となる選択的阻害活性を有する低分子化合物の探索・創出を目的とした、全世界を対象とする独占的研究提携およびライセンス契約を締結しましたので、お知らせします。
本契約に基づき、アステックス社は自社の乳がん治療薬プロジェクトに由来する化合物についてジェネンテック社に独占的ライセンスを付与するとともに、リード化合物のさらなる最適化および開発を加速し、前臨床候補化合物の同定に向けて同社と共同で取り組みます。ジェネンテック社は、本提携により創出される候補化合物の研究、開発、商業化に関する独占的グローバルライセンスを付与されます。アステックス社は契約一時金として25百万米ドルを受領するほか、前臨床、臨床、承認、販売、それぞれの達成に伴うマイルストーン(最大約490百万米ドル)、および本提携から生じる製品の全世界における年間売上高に応じた段階的ロイヤルティを受け取ることができます。
本創薬プログラムは、アステックス社と英国ニューカッスル大学およびCancer Research Horizonsとの戦略的提携契約に基づく共同研究プロジェクトから発展したものです。
アステックス社 社長のMichelle Jonesは、「ニューカッスル大学の研究者の皆様との共同研究を通じて、アステックス社独自のフラグメントベース創薬により、重要ながん標的を選択的に阻害する新規かつ革新的なアプローチの発見に至りました。がん領域における高い専門性と、がん患者さんのためのイノベーションに長年取り組んできたジェネンテック社は、本提携における理想的なパートナーです。これまでの研究成果を基盤として開発をさらに前進させ、なお高いアンメット・メディカル・ニーズが存在する重要な領域において、治療薬候補の開発を加速できることを大変嬉しく思います」と述べています。
ロシュ社 コーポレート・ビジネス・ディベロップメント責任者のBoris L. Zaïtra氏は、「私たちは、科学的イノベーションの可能性を最大限に追求し、そのブレークスルーを乳がん患者さんの治療成績向上へと結び付けることに尽力しています。アステックス社のようなパートナーと連携し、細胞周期制御因子を標的とする革新的な治療法の開発に取り組むことで、アンメット・メディカル・ニーズが最も高い領域に研究開発力を注いでまいります」と述べています。
【アステックス社について】
2013年10月に大塚製薬の子会社となったアステックス社は、X線結晶構造解析技術を進化させ、従来のハイスループットスクリーニング(HTS)に頼らない独自のフラグメント創薬技術(Fragment-Based Drug Discovery:FBDD)を確立し、これまでにがん領域において複数の新薬および臨床開発化合物を共同研究により創製しています。独自の新薬開発品に加え、業界をリードする製薬企業との共同開発品を数多く持つ同社は、FBDDのリーディングカンパニーとして世界から評価されています。詳細はコーポレートサイト http://www.astx.comご覧ください。
【大塚製薬について】
大塚製薬は、一人ひとりの可能性に向き合うトータルヘルスケアカンパニーです。"Otsuka-people creating new products for better health worldwide"の企業理念のもと、未充足の医療ニーズに新たな価値を提供する医療関連事業と、科学的根拠をもった独創的な製品やサービスにより日々の健康維持・増進をサポートするニュートラシューティカルズ関連事業を通じて、人々のウェルビーイングの実現に向けて取り組んでいます。詳細はコーポレートサイト www.otsuka.co.jp をご覧ください。