事業紹介

医療関連事業

世界の患者さんへ
新しい治療薬を提供する

精神疾患領域に加え、
神経疾患領域へ

中枢神経領域では、世界中で販売する抗精神病薬「エビリファイ」に続き、新たな治療の選択肢として、持続性注射剤(月1回製剤)「エビリファイメンテナ」を2013年に米国で発売、現在では50カ国以上で販売しています。新規抗精神病薬「レキサルティ」は、成人の大うつ病補助療法と統合失調症の適応症での承認を米国FDAより同時に取得し、2015年に米国で発売しました。2018年に日本で統合失調症治療薬として発売を含め、現在、約60カ国で展開しています。
2015年に買収した米国アバニア社は、情動調節障害の治療薬「ニューデクスタ」を米国で販売。アルツハイマー型認知症やパーキンソン病に伴う症状の治療薬などの開発を行っています。

世界で活躍する
大塚製薬の治療薬

がん領域では、造血幹細胞移植前治療薬「ブスルフェクス」を、当社およびパートナー会社を通じて世界50カ国以上で販売しており、全身放射線照射に取って代わる骨髄移植前の処置薬として標準薬剤治療法を確立しています。
また、米国アリアド*社と難治性の慢性骨髄性白血病の治療薬「アイクルシグ」の日本を含むアジア10カ国・地域の共同開発・商業化の契約を締結し、2016年から日本で販売を開始しました。

  • *2017年に武田薬品が買収

循環器・腎領域では、バソプレシンV2-受容体拮抗剤「サムスカ」は、経口水利尿薬としての新しい価値や使用方法が医療現場で浸透してきています。また、腎臓の難病である常染色体優性多発性のう胞腎(ADPKD)の世界初の治療薬として2014年に日本で承認を取得し、海外では「ジンアーク」の製品名で販売しています。「サムスカ/ジンアーク」の販売国は世界40カ国以上に拡大しています。2022年には、トルバプタンのプロドラッグ注射剤として「サムタス」が発売されました。

眼科領域では、ドライアイ治療剤「ムコスタ点眼液」、緑内障治療剤「ミケランLA点眼液」「ミケルナ配合点眼液」を販売しています。また、皮膚科領域では、2022年にアトピー性皮膚炎治療剤「モイゼルト」が発売されました。

(2022年8月現在)

疾患領域