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    ‐ カラー液晶タッチパネル採用で使いやすさを追求 ‐

2019年11月28日

大塚製薬株式会社

ピロリ菌感染診断用 「赤外分光分析装置 POConePlus®」を新発売
‐ カラー液晶タッチパネル採用で使いやすさを追求 ‐

大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:樋口達夫、以下「大塚製薬」)は、ヘリコバクター・ピロリ(以下、「ピロリ菌」)の感染の有無を診断する「赤外分光分析装置 POConePlus®(ポックワンプラス)」を12月13日から全国の医療機関に向けて販売を開始します。

本装置は、呼気中に含まれている二酸化炭素の同位体比(13CO2/12CO2)の変化量を測定する赤外分光分析装置で、ピロリ菌の感染の有無を検査薬(13C-尿素)を服用して診断します(尿素呼気試験法)。大塚製薬が2004年から販売している「赤外分光分析装置 POCone®」の後継機として、医療機関のニーズを取り入れ、タッチパネルや表示ディスプレイをカラー化することで、操作性および視認性を向上させました。また、10人分の検査が可能なオプション機「POConePlus-AS10®」も併せて販売します。主な特長は次のとおりです。

【操作性の向上】

  ・ 日本語表記

  ・ カラー液晶画面を採用

  ・ 液晶タッチパネルのタップ操作が可能

【外観・デザインの変更】

  ・ 測定者の負担軽減(検体取付口の角度・間隔・高さの変更)

  ・ 人間工学に基づいたフォルム

ピロリ菌は、胃の粘膜に炎症を起こすことで胃炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍の引き金になるといわれており、近年では、喫煙や食生活などの生活習慣や遺伝の影響による胃がんに加えてピロリ菌が胃がんの発生リスクを高めるという報告もあります。ピロリ菌の検査には大きく分けて内視鏡を使う方法と使わない方法があります。後者の中でも尿素呼気試験法は診断薬を服用し、服用前後の呼気を採取して診断する簡便に行える精度の高い診断法です。

大塚製薬は、本装置の普及により、検査の迅速化など、医療サービスの向上に寄与するとともに、非侵襲的な検査である尿素呼気試験法が、より広く臨床現場で実施可能となり、今後のピロリ菌の感染診断および除菌治療に一層貢献できることを期待しています。

製品概要

一般的名称 炭酸ガス炭素同位体比分析装置
製品名 赤外分光分析装置POConePlus® / POConePlus-AS10®(オプション)
原理 非分散赤外方式
測定項目 呼気ガス中の13CO2比率の変化量(Δ13CO2:単位[‰])
測定時間 約2分(2バッグ/人:測定時)
寸法

POConePlus  (DWH) 340×220×265mm

POConePlus-AS10 (DWH) 510×395×440mm

重量 POConePlus約10kg / POConePlus-AS10約13kg
販売開始日 2019年12月13日
希望小売価格 POConePlus 200万円 / POConePlus-AS10 100万円(税抜き)
総代理店 フクダ電子株式会社

ご参考

<尿素呼気試験法>

ピロリ菌が持つウレアーゼという酵素により、胃の中の尿素は分解され、アンモニアと二酸化炭素を生成します。アンモニアと同時に生じた二酸化炭素は速やかに吸収され、血液から肺に移行し、呼気中に炭酸ガスとして排泄されます。尿素呼気試験法は、この原理を利用して、検査薬(13C-尿素)を服用し、服用前後の呼気を採取して診断する試験です。ピロリ菌に感染している場合では、尿素が分解されるため呼気に13CO2が多く検出され、感染していない場合では、尿素が分解されないため13CO2の呼気排泄はほとんど起こりません。

イラストや動画を用いた解説はこちらをご参考ください。

【健康な胃をとりもどそう】

<ピロリ菌の除菌治療>

ピロリ菌の除菌治療には、胃酸の分泌を抑制する薬剤と2種類の抗生物質が用いられます。この3種類の薬剤を1週間服用することで、約8割の方は除菌に成功すると報告されています。


本ニュースリリースの掲載情報は、発表当時のものです。

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