更年期も元気にすごそう
診察の流れ
診察の前に
診察の前に、問診に備えて準備メモをつくっておきましょう
多くの医療機関では、初診の場合、まず問診票が渡されます。問診票には、現在の症状、月経の様子や、これまでかかった病気、現在飲んでいる薬などを記入します。問診票に正確に書き込むために、また医師からの問診の際に混乱しないように、事前にメモなどにまとめておきましょう。
- 1月経について
- 最終月経:○月○日から△日間
- 月経周期:○日周期で定期的、遅れるようになった/早くなった、不定期
- 月 経:多くなった、少なくなった
- 月経期間:短くなった/長くなった
- 2今までかかった婦人科系の病気
- 3現在治療中の病気
- 4現在飲んでいる薬
- 5家族の病歴
- 6今一番困っていること、気になる症状、いつから始まり、どのようなときに起こるか、など
診察と検査
現在みられる症状が更年期によるものか、あるいは他の病気によるものか、鑑別するために診察を受けます。
婦人科の診断では、問診・内診を中心に、いくつかの検査を組み合わせながら、更年期による症状かどうかを総合的に判断していきます。
- ※下記すべての検査を必ず行う訳ではありません。
- 問診
現在の症状を具体的に医師に伝えましょう。 - 内診
子宮や卵巣、腟の状態をチェックします。 - 超音波検査
超音波を使って得られた画像で、子宮や卵巣・卵管の状態を観察します。 - 細胞診
子宮頸がん、子宮体がんの有無を確認するために行います。 - 血液検査
血液中のホルモンレベルやコレステロール値によって、からだの変化がどのように起こっているかが分かります。