栄養調整食品を用いた主な研究成果

研究成果一覧

Effects of macronutrient intake on thigh muscle mass during home-based walking training in middle-aged and older women

Okazaki K, Yazawa D, Goto M, Kamijo Y.-I, Furihata M, Gen-no H, Hamada K, Nose H
Scand J Med Sci Sports 2013; 23: 286–292

目的:
インターバル速歩トレーニング後の栄養調整食品(ゼリータイプ)の摂取が、中高齢女性の骨格筋量と筋力に及ぼす影響を検討すること。
方法:
中高齢女性35名(41-78歳)を対象に、インターバル速歩トレーニング(IWT)のみ(CNT群)またはIWT+栄養調整食品摂取(NUT群)による群間比較試験を実施した。被験者は、5か月間のトレーニング期間中1週間の速歩時間が60分(15分×4日/週)に到達するようにIWTを実施した。NUT群は、1日の速歩時間が15分を超えた場合に30分以内に栄養調整食品を摂取した。目標に到達しなかった場合は栄養調整食品を摂取せず、運動後30分間は水以外摂取しなかった。CNT群は、1日の速歩時間にかかわらず運動後30分間は水以外を摂取しなかった。トレーニング期間前後にCT検査による骨格筋量測定および下肢筋力の測定を行った。
結果:
大腿屈筋群(ハムストリング)の横断面積および等尺性膝屈曲筋力は、NUT群でCNT群に比べてトレーニング強度は同じであったにもかかわらず有意に増加した。
考察:
中高齢女性においてIWT直後の栄養調整食品摂取が、インターバル速歩トレーニングによる骨格量および筋力増加を促進することが認められた。レジスタンス運動ではなくウォーキングであっても、適切なタイミングで栄養素を摂取することで、加齢に伴い減少していく骨格筋量および筋力の増加を促進し、中高齢者の体力維持増進に役立つことが示唆された。