パリで〝入賞〟目指す田澤廉
どんな状況でも外さない日本長距離界の至宝
田澤 廉 選手(陸上)
東海大学付属仰星高等学校(ラグビー)
湯浅 監督: 例年に比べて、今年は選手のコンディションが整っていました。ラグビーはコンタクトスポーツですが、戦略や戦術、駆け引きといった知的要素も大きい競技です。ゲームプランを練る上で体調不良や体力の低下といったイレギュラーな要素が少なく、対戦相手に合わせたベストメンバーを編成できたことが非常に大きかったと思います。
湯浅 監督: ラグビーの原理原則として、試合では、選手自身がそれまで経験してきた力しか出ません。実力を発揮できませんでした、というのは言い方として間違っていて、実際の現場で出ている力が実力です。そういう意味では、日常というものが、必ず試合のパフォーマンスにつながりますし、日常こそが、パフォーマンスのすべてだと思います。
湯浅 監督: グラウンドレベルでやれることは、どのチームも絶対しているので、監督の役目は、試合で発揮できる力をいかに普段の生活や練習の中で伸ばしてやれるか。私はよく練習や試合の後に、なぜあの場面でそういう動きをしたのか、選手一人ひとりに細かく理詰めで訊ねます。そうしたやり取りの中で、目に見えない「型」を提示して、選手自身に考えさせています。
湯浅 監督: 選手たちは僕から渡されたさまざまな「型」の使い方を、自分なりに考えて、試合の中で繋げながら、最終的に目に見える「形」にしていきます。こちらが想像しない「形」を出してくれると感動しますし、そういう試合ほど勝ちますね。状況判断の連続であるラグビーは、その時々でどういう判断を下すのかで勝敗が左右されるので、常に選択していく感覚や考え方は、毎日積み重ねていかないとなかなか身に付きません。
湯浅 監督: 身体的な接触がある競技なので、冬の寒い時期の心配事はやはり感染症です。また、夏場は合宿などでハードなトレーニングが続くことが多く、いかにして疲労物質を取り除いて、体力を回復し、翌日の練習に万全の状態で臨めるかが重要になってきます。練習を一度休んでしまうと、本来なら経験できたことや成長する機会を逃すことにもなりますし、コンディション不良はチームにとっても個人にとっても、マイナスでしかありません。
普段から自分の体調に配慮して行動できる選手は怪我が少なく、結果的に積み重ねる日常の時間が多くなるので、最終的に発揮できる力が大きいものになる。ちょっとしたことですが、高校3年間という中で考えると、そこで身に付く力は全然違ってきます。
田澤 廉 選手(陸上)
家長 昭博 選手(サッカー)
進藤 晶子さん(フリーキャスター)
國學院大學陸上競技部(駅伝)
【スペシャル対談】家長昭博×清武弘嗣
駒澤大学陸上競技部(駅伝)
株式会社アースホールディングス
駒澤大学 大八木弘明監督 × 國學院大學 前田康弘監督
駒澤大学陸上競技部(駅伝)
藤島部屋(相撲)
中野 陽子 さん(マラソンランナー)
ひがし北海道クレインズ(アイスホッケー)
フジタクシーグループ
駒澤大学陸上競技部(駅伝)
駅伝チーム
サンロッカーズ渋谷(バスケットボール)
白樺学園高校(スピードスケート)
静岡学園高校(サッカー)
仙台育英高校(陸上競技部)
中央大学(自転車競技部)
柳 雅幸さん(メイデンカンパニー PR)
井上 大仁 選手(マラソン)
セコム株式会社
天野 和明 さん(登山家)
塩谷 司 選手(サッカー)
東海大学付属仰星高等学校(ラグビー)
前橋育英高校(サッカー)
栃木ブレックス(バスケットボール)