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INTERVIEW

インタビュー

高校駅伝26年ぶり
男女日本一の仙台育英
“名門復活”を叶えた
コンディション作り

仙台育英高校(陸上競技部)

2019年全国高校駅伝でアンカーを務めた吉居駿恭(1年・左)と木村梨七(3年・右)
【写真提供:仙台育英高校陸上競技部】

ー 昨年12月の都大路で男女同時優勝を支えた「ボディメンテ ゼリー」の存在

毎年12月、京都・都大路を舞台に、高校生ランナーが日本一をかけて戦う全国高校駅伝競走大会。男子第70回、女子第31回開催を迎えた2019年度は、仙台育英高校陸上競技部(宮城)が26年ぶりに男女同時優勝を果たした。2度の同時優勝は史上初の快挙。苦しい時期を乗り越え“名門復活”を実現したコンディション作りとレースについて聞いた。

「駅伝は襷をもらった選手が自分の脚で次の選手に届けなければいけない。途中交代ができないだけに、コンディションが勝負を決めるといってもいい」(釜石慶太女子監督)

予選を勝ち抜いた47の陸上部が一堂に会する全国高校駅伝競走大会、通称“都大路”。高校生ランナーたちの1年の集大成となる大会は毎年、12月に開催される。「大会が近くなると、練習の質が高くなります。しかも、気温が低く、空気も乾燥する季節に突入。風邪やインフルエンザなど感染症の流行する時期と重なるため、秋以降のコンディション作りにはかなり苦労をします」と釜石監督は話す。

仙台育英では、日ごろから栄養や睡眠の指導もしっかり行っている。“何をいつ、どのぐらい食べるのか”を含め、食事や体重の管理は選手に任せているという。

「結果を出すには、いい練習がすべてではありません。特に高校生は成長過程にあるので、栄養をしっかり摂らないと筋力もつきにくいし、骨密度の問題にもつながる。ケガの予防にもなるので食事や休息といった練習後のフォローは大切です」(釜石監督)

自主性を重んじた指導法の表れか、選手たちもコンディショニングに対する意識が高い。

「体は休めすぎても動かなくなる。オンとオフの切り替えを大事にしています」とは男子の白井勇佑選手(2年)。「熟睡できていないと感じたら、就寝1時間前にはスマートフォンなどのブルーライトは切る、脚が重く感じたら湯船につかる時間を長くするなどで調子を整えます」

「起床時間は5時20分。夜は10時半までに翌日の支度を終え完全に就寝するのが習慣」とは女子の米澤奈々香選手(1年)。小海遥選手(2年)も「特に大会前はしっかり疲労をとることを心掛けています。睡眠を大事にするのはもちろん、オレンジなどからビタミン補給を心掛けています」と話す。

左から真名子圭・男子監督、白井勇佑(2年)、吉居駿恭(1年)、小海遥(2年)、米澤奈々香(1年)、釜石慶太・女子監督

また、2017年からは、男女とも「ボディメンテ ゼリー」を導入。きっかけは、2016年大会。男子選手が体調を崩したことだった。

「大会前に体調不良で2名が出場を断念。本番に向けての体調管理が不十分だった。何か対策をとらないとダメだと思い、大学の監督などから情報を収集。翌年からボディメンテ ゼリーを取り入れました」(真名子圭男子監督)

以降は毎年、11月に「ボディメンテ」月間をスタート。都大路当日まで、部員全員が1日1個摂り、体調管理に努めている。

大会前、緊張により熱を出した経験があるという男子の吉居駿恭選手(1年)は、「ボディメンテ ゼリーはタンパク質も入っているので、練習後すぐに飲んでいます。特に練習量の増えるレースの1か月前からは栄養への意識も高まるので、ボディメンテ ゼリーと食事で必要な栄養をしっかり摂るよう心掛けています」

2017年以降、コンディションの良い状態で大会に臨めているという仙台育英。

「以前は全国高校駅伝前になると、体調不良を訴える選手が必ず出ていた。この3年間、リタイアが出ていないので、体調管理がきちんとできていると思います」(釜石監督)

「ボディメンテ ゼリーは味も好き。昨年から摂り始めて、体調の波を感じなくなりました。冬をしっかり乗り越えることができたと思います」(小海選手)