パリで〝入賞〟目指す田澤廉
どんな状況でも外さない日本長距離界の至宝
田澤 廉 選手(陸上)
柴崎 岳 選手(サッカー)
世界トップクラスの強豪クラブが顔をそろえるスペイン1部リーグ、ラ・リーガ。世界最高リーグと言われる舞台で柴崎岳は日々を戦っている。
海外移籍のきっかけとなったのは、2016年のクラブ世界一を決める大会だった。日本を代表するクラブの一員として決勝に進出、大舞台でレアル・マドリードを相手に2ゴールを決める活躍をみせた。世界に自身の名を知らしめた大会後に海を渡り、少年時代から夢に描いたスペインの地を踏んだ。
そこで目にしたのは日本とは全く異なる環境だった。スペインで過ごす中で彼が改めて実感したのが、コンディショニングの重要性だ。
「日本にいる時ももちろんコンディショニングには気を使ってきましたが、海外に来てからさらにその重要性を感じています。リーグ戦だけでなくカップ戦もあり、週に2日試合をこなす過密日程の時期もあります。シーズン中に日本に戻って試合に入ると日本までの長距離移動もあるので、コンディショニングは特に重視しています」
サッカー選手が戦っているのはピッチの上だけではない。試合や練習だけでなく、スタジアムや練習場を離れた日常生活の中でも、柴崎は体調やコンディショニングを念頭に置いて過ごしている。彼が特に重視しているのは3つのポイントだ。
「食事、睡眠、トレーニング。この3点のバランスをしっかり保つことを意識しています。
まず、食事に関しては様々なものを積極的に摂ること。僕は食べ物の好き嫌いも特にないので、偏った食事はしません。サラダや野菜にはじまり、副菜、主菜の肉や魚をバランスよく食べます。炭水化物は量はそれほど多くはありませんが、適度に摂るようにしています。アスリートは栄養に関する知識を持つことも大事ですが、口に合わないものは続けられないので、自分に合ったものを繰り返し摂るようにしていますね」
睡眠は毎日最低8時間とるように心がけ、アラームをかけずに自然と目覚められるような睡眠の質についても探求する。アスリートとしてプラスになることであればあらゆる情報を集め、積極的に試し、自らの体と向き合いながら取捨選択していく。故障が少なく頑丈といわれる柴崎の身体はそうやって作られてきたのだろう。
事実、柴崎は筋肉系の負傷が極端に少ない。過去には骨折などによる一時離脱はあったものの、サッカー選手にとって最も悩ましいとされる筋肉や関節の負傷はほとんどない。
「怪我の少なさというのは、優れた選手であることのひとつのバロメーターだと思っています。そして、怪我とコンディショニングと生活面はすべてが繋がっているんです。食事やリカバリーもそうですし、トレーニングが少なすぎても怪我に繋がってくる。怪我はしないにこしたことはありませんし、僕は幸いにも筋肉系の怪我はそれほどありません。日々のコンディショニングが故障しにくい身体づくりに大いに関わってくる。そう思っています」
怪我だけでなく、体調管理もアスリートにとっては重要になる。柴崎が住むマドリードの冬はかなり冷えこむ。所属クラブで行われる選手への予防接種以外にも、彼は日々風邪やインフルエンザ等、健康リスクへの対策を心がけている。
「手洗いやうがいを徹底していますし、体温をしっかりと保つことを意識しています。寒い日であれば少し暑く感じるくらいの服装で外に出かけたり、浴槽のお湯に浸かって、上がった後はすぐに靴下をはくなど、なるべく体を冷やさないように心がけています」
田澤 廉 選手(陸上)
家長 昭博 選手(サッカー)
進藤 晶子さん(フリーキャスター)
駒澤大学陸上競技部(駅伝)
【スペシャル対談】家長昭博×清武弘嗣
株式会社アースホールディングス
駒澤大学 大八木弘明監督 × 國學院大學 前田康弘監督
駒澤大学陸上競技部(駅伝)
藤島部屋(相撲)
中野 陽子 さん(マラソンランナー)
ひがし北海道クレインズ(アイスホッケー)
フジタクシーグループ
駒澤大学陸上競技部(駅伝)
駅伝チーム
サンロッカーズ渋谷(バスケットボール)
白樺学園高校(スピードスケート)
静岡学園高校(サッカー)
仙台育英高校(陸上競技部)
中央大学(自転車競技部)
柳 雅幸さん(メイデンカンパニー PR)
井上 大仁 選手(マラソン)
セコム株式会社
天野 和明 さん(登山家)
塩谷 司 選手(サッカー)
東海大学付属仰星高等学校(ラグビー)
前橋育英高校(サッカー)
栃木ブレックス(バスケットボール)