熱中症からカラダを守ろう
WBGTおよび気温に注意
気温が高いときだけではなく、湿度が高い時にも汗が蒸発しにくく、体温が上昇して熱中症が発生しやすくなります。また直射日光や照り返しを避けるだけでも身体で感じる温度は変化します。熱中症の原因となる暑さの要素、すなわち、気温・湿度・輻射(放射)熱・気流を総合的に考慮した指数をWBGT(湿球黒球温度、暑さ指数と呼ばれる場合もある)といいます。
WBGTが高い時に熱中症が起こりやすいため、この指数が労働現場、スポーツ時、日常生活での熱中症予防の目安として使われています。
湿球温度は湿度、黒球温度は輻射熱、乾球温度は気温を加味した温度です。
屋外:WBGT = 0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度
屋内:WBGT = 0.7×湿球温度+0.3×黒球温度
参考:厚生労働省、熱中症の予防対策におけるWBGTの活用について