もしも身体の水分がなくなったら

体内の水分が2%失われると運動能力が低下

水分減少による運動能力の低下

私たち人間は、暑いところでは皮膚の血管を拡げ血流量を増やし、汗をかくことで体温を調節しています。しかし、たくさんの汗をかくとそれだけ体液を失い、体液が少なくなって体温が上昇し、クルマでいえば「オーバーヒート」のような状態になります。

体内の水分が2%失われるとのどの渇きを感じ、運動能力が低下しはじめます。3%失われると、強いのどの渇き、ぼんやり、食欲不振などの症状がおこり、4~5%になると、疲労感や頭痛、めまいなどの脱水症状があらわれます。そして、10%以上になると、死にいたることもあります。人間にとって水分の摂取は、欠かすことができないとても大切なものなのです。

水分減少による運動能力の低下

脱水量(初期体重の%)と脱水症状ないし徴候

体重減少率
(初期体重の%)
脱水症状
3% 口渇、唇の乾燥
4% 体温の上昇、皮膚の紅潮、尿量の減少と尿の濃縮
5% 頭痛、体のほてり
6〜7% めまい、チアノーゼ、口渇(高度)、口内乾燥、乏尿
8〜10% 身体動揺、けいれん
11〜14% 皮膚の乾燥、舌の膨化、嚥下困難
15〜19% 排尿痛、目のかすみ、難聴、舌の縮小
20%以上 無尿、死亡

出典:森本 武利