栄養
不可欠な水分が失われると・・・
脱水による症状
人のカラダにとって不可欠な水分が失われると、どんなことが起こるのでしょうか?
運動中の発汗量は、1時間に2リットルにも及ぶことがあります。このような多量の発汗によって脱水が体重の2%以上になると、運動能力や競技成績への影響が大きくなります。
出典:日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(第6版)



「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(第6版)より抜粋
スポーツ活動中の熱中症予防の原則は、日本スポーツ協会が「熱中症予防5ヶ条」に、
- 1環境に応じた運動のやり方
- 2暑さに慣らすこと
- 3適切な水分・塩分の補給
- 4身体冷却
- 5個人差と体調に注意すること
としてまとめています。
“適切な水分・塩分の補給”も大切な予防方法の一つです。
暑いときの練習は熱中症の危険性が増します。
環境条件に応じて運動量を調節し、
しっかり休憩をとって、適切な水分補給をしましょう。
運動パフォーマンスの低下
アスリートや定期的に運動を行う人にとって、水分補給が不十分なために起こる運動パフォーマンスの低下は大きな問題となります。汗をかいて脱水がすすむとパフォーマンスが低下し、一方、しっかりと水分を補給しているとパフォーマンスを維持することができます。
「踏み台昇降運動指数」を「有酸素運動能力」の指標として「脱水量」「水分補給量」との相関を見た試験

