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家庭への影響 | PMSラボは月経前の心や身体の不調「月経前症候群」に関する情報サイトです。

家庭への影響

公開日:2021年5月28日

更新日:

PMSの症状が強く出るとされる20代後半から30代の女性には家庭を持つ人も多く、PMSによる体調不良や精神的なイライラが、本人だけでなく、夫や子どもにまで影響を及ぼすことがあるようです。
PMSが及ぼす家庭への影響についての調査結果をご紹介します。

家族とのトラブルはPMSが原因?

PMSは、家庭生活や家族との関係にどのような影響を及ぼしているのでしょうか。

Q.PMSの症状による家庭への支障は?

PMSの症状による家庭への影響は 子どもに申し訳ない気持ちが強い

対象:全国の女性1000人が対象で、PMSの症状を自覚した739人(30-44歳)
出典:2021年6~7月 大塚製薬調べ(インターネット調査)

PMSによって、家事がいやになる人は8割。
「夫や子どもとのケンカ」が増え、家族間のコミュニケーションに影響を及ぼしているようです。家事に対する意欲減退は、「家事が手につかない」ことができない自分に対するイライラもつのらせます。またそのことが、家族とのケンカを増やす原因になっているかもしれません。PMSの家庭への影響は大きいと言えそうです。

家族やパートナーの対応は?

PMSの時期にある家族のことを、どのように捉え、どのように向き合っているのでしょうか。

Q.PMSの症状があるときの家族やパートナーの対応は?

PMSの症状があるときの家族やパートナーの対応は、家族はきづかない、または静観している

対象:全国の女性1000人が対象で、PMSの症状を自覚した739人(30-44歳)
出典:2021年6~7月 大塚製薬調べ(インターネット調査)

PMSは本人だけでなく、一緒に生活する家族にも影響を及ぼします。本人が出やすい症状や症状が出る時期を認識して対処することも大切ですが、家族もPMSを理解して行動することが望まれます。家族が家事を手伝ったり、体調を気遣ってくれたりすることで精神的・身体的な負担が軽減すれば、家庭内でのトラブルも減らせるかもしれません。

監修 小川真里子特任教授

福島県立医科大学 
ふくしま子ども・女性医療支援センター

福島県立医科大学医学部卒業。慶應義塾大学産婦人科を経て、2007年に東京歯科大学市川総合病院産婦人科助教、2011年同講師、2016年同准教授。2024年4月より現職。日本産科婦人科学会産婦人科専門医、日本心身医学会心身医療専門医、日本女性心身医学会認定医などの資格を持ち、PMSや更年期などの診療にあたる。

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