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中等症以上のPMS人口は180万人 | PMSラボは月経前の心や身体の不調「月経前症候群」に関する情報サイトです。

中等症以上のPMS人口は180万人

日常生活に影響を及ぼすほどのPMSの症状に悩まされる人も少なくないようです。日本のPMS人口について、海外との比較も交えながら紹介します。

20人に1人がつらい症状、中等症以上は180万人

20~49歳の日本人女性1187人を対象に行われた調査によると、中等症から重症のPMSの症状がある人は5.3%。約20人に1人が、つらい症状に悩まされているようです。年代別では20代に多い傾向がみられました。また、全体の1.2%は、PMSの精神症状が強く現れるPMDD(月経前不快気分障害)でした。
試算すると、20~49歳で中等症以上のPMSあるいはPMDDに当てはまる未治療の日本人女性は180万人になります。(※1)

約5%の人が中等症から重症のPMS

※対象者1187人中25人はデータが揃わず除外。
(Arch Womens Ment Health; 9(4): 209-212, 2006)

180万人と聞くと非常に多く聞こえるのですが、海外で行われた同様の調査をまとめた報告には、治療が必要なほどのPMSに該当する女性は20~40%、PMDDは2~8%とあります。(※2)有症者の割合が日本よりも随分と多いようです。

日本のPMS人口は増えているかも

その理由ははっきりと分かっているわけではありませんが、冒頭の研究を行った日本のグループは「高脂肪食がPMSの発症にかかわっている可能性があり、日本人にPMSが少ないのは、比較的脂肪の摂取量が少ないからかもしれない」と考察しています。
しかし、近年日本で行われた別の調査では、中等症が17.5%、PMDDが5.9%(※3)、中等症から重症が20.4%、PMDDが4.0%(※4)といった結果も出ています。
それぞれ重症度の分類法や、対象者の年代に違いがあるため一概には言えませんが、冒頭の調査から出てきた人数より、PMSに悩む人は多いのかもしれません。
もし気になる症状があるならば、PMSの可能性もあるので婦人科医に相談することを検討しましょう。

※1 Arch Womens Ment Health; 9(4): 209-212, 2006
※2 Gynecol Endocrinol; 29(1): 67-73, 2013
※3 跡見学園女子大学文学部紀要; 43: 45-60, 2009
※4 大阪樟蔭女子大学研究紀要; 1: 223-227, 2011

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